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江津湖畔に立つ県立図書館で、本に出逢い、文学や熊本の歴史にふれる

施設

以前「水前寺江津湖公園」を紹介した時に少しだけ(外観だけ)紹介したことがある『熊本県立図書館』。緑豊かな公園の一画にあり、ウォーキングや散歩がてら読書に親しむのもおすすめです。今回は館内の施設をしっかりご案内します。

水前寺江津湖公園の一画に立つ『熊本県立図書館』

まずは一般書のフロアになる2階の「第一閲覧室」へ。

県立図書館では、「レファレンスサービス」に力を入れていて、学習・研究・調査に必要な情報や資料の紹介、相談などを受け付けています。生涯学習をはじめ、ビジネスの調べ物などで活用されるケースが多いそうです。

2階の「第1閲覧室」。公式HPから図書検索や貸し出し中の本の予約もできます

「第1閲覧室」の閲覧コーナー

郷土の資料や雑誌・新聞が並ぶ3階の「第2閲覧室」には、明治・大正期の新聞や江戸時代末期の絵図の複製、昭和期の雑誌なども充実。熊本県についての資料探しは図書館司書がお手伝いしてくれます。

3階の「第2閲覧室」

2階・3階とも、閲覧コーナーもゆったりしていて静かに過ごせるのも魅力。1日のんびり本に埋もれるのもいいですね。

館内には、熊本ゆかりの文学や歴史をテーマにした企画展を開催する『くまもと文学・歴史館』があるので、こちらにもぜひ立ち寄ってみて。

平成281月にリニューアルオープンした『くまもと文学・歴史館』。リニューアルして重要文化財の展示もできるようになり、熊本のお宝に出合えるスポットに

図書館内の一画にあり、入場も無料。企画展では、古文書や絵図、古写真など図書館が収蔵する貴重な資料が展示されるので、文学好き、歴史好きにの方にはぜひチェックして欲しいスポットです。

こちらは「展示室2」。近世から現代にいたる熊本の文学の流れを歴史的背景とともに展示

展示室には熊本ゆかりの文豪・夏目漱石先生の姿が…

ちなみに、取材時は「1877 西南戦争140年」と題して、西南戦争を記録した熊本県の公文書や、西南戦争を描いた文学作品を展示。熊本城における両軍配置図や市民による見聞記など、リアルタイムの資料もありました。

西南戦争をテーマにした硬派な展示があると思えば、次回は夏休みがはじまる7月20日(木)からは、少年マンガがテーマにした「少年雑誌に見る時代のヒーローたち」がスタート。明治から現代までの少年漫画誌が一同にそろい、マンガ読み放題のコーナーもあるとか。ぜひ足を運んでみてください!

講演やワークショップなどが開催される「展示室3」。ココはかつて藩主細川氏の別邸跡で、ガラス窓の向こうには水辺を設けた庭園が広がります

外に出て江津湖散策に出かけても

ほかにも「視聴覚室」があり、DVDやビデオ、レーザーディスク(懐かしい)、さらに近頃注目を集めるレコードで、名画や名曲が楽しめます。作品はスタッフの方におたずねくださいね。

「視聴覚室」のレコード鑑賞コーナー

散歩のついでにちょっと寄っても、休日にまるまる一日過ごしても、いろんな過ごし方ができそうですね!

【2017年6月の情報です】

熊本県立図書館

  • 所在地:熊本市中央区出水2-5-1 地図
  • 営業時間・定休日:営業時間/9:30〜19:00(土日祝は〜17:15) 休館日/火曜日(祝日の場合、翌日)

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