居心地の良い老舗の喫茶店。コクのあるコーヒーと自家製スイーツでブレイクタイム
ショップ&グルメランチを食べた後、午後ももうひとがんばり!と思っても、眠気に勝てない時がありませんか? そんな時は思い切って気分転換。おいしいコーヒーとスイーツで英気を養いましょう。
今回、やる気を起こさせるために選んだお店は『西本珈琲』。40年ほど前から営む老舗の喫茶店です。
黄色いテントが目印
入口の「Gohan×dessert」の看板がかわいい!
聞けば3年半ほどお店を閉めていたそうですが、昨年8月にリニューアルオープンしたそうです。
店内は、長いカウンターに居心地がよさそうなボックス席、棚にはいろんな形のコーヒーポットやコーヒーミルが飾られて、“ザ・喫茶店”といった空間です。「閉店中に、喫茶店を舞台にして映画を撮りたいという申し出があって。キレイに掃除して撮影してくれたもんだから、せっかくだから再開しようかなと思って」と話すのはマスターの西本さん。
店内は渋いインテリアです
カウンターでもゆっくりできます
年代物のコーヒーミルの後ろに飾られるのが、再開のきっかけになった映画「珈琲は、オトナの飲み物ですか」ポスター
ちょうどその時、子育てをしながらお菓子作りの修業を続けていた娘の真知子さんが独立することになり、父娘で営むことになったそうです。
メニューには、マスターが作る“しょうが焼き定食”“ハヤシライス”といった昔ながらのメニューに加え、真知子さんの“とろっとチーズの焼きカレー”やスイーツ類がプラスされ、メニューも充実しています。
オーダーしたのは“りんごのタルトタタン”は、生クリームや飴がけで飾られ、ちょっぴりリッチなザデートに。ジューシー感が残るりんご、なめらかなカスタードクリーム、サクサクのタルトを一口でほお張るとシアワセな笑みがこみ上げてきます。ちなみに真知子さんが作るスイーツは、キビザトウやハチミツ、野菜を使い、体に優しい味わいと評判なのだそう。
通年等して提供される“りんごのタルトタタン”。夏には“フルーツジュレとバニラアイス”“ショコラミント”などさわやかなデザートも登場します
一緒にオーダーした“ブレンドコーヒー”はコクのあるストロングタイプ。マスターのこだわりでもあるコーヒーの味は、ケーキの甘さとぴったり調和しています。
コクがあってケーキの甘さにぴったりの“ブレンドコーヒー”
「駐車場も完備していますが、ご近所から歩いてくる方も多いですね」と真知子さんが言うように、くつろぎ度満点の喫茶店が近所にあるのはうらやましい限りです。今度はお昼ごはんを食べにうかがいます!
バースデーケーキやクリスマスケーキなど、デコレーションケーキのオーダーも受け付けています
スコーンやクッキーなどの焼き菓子も販売。お土産やおやつにおすすめ
デザート皿やコーヒーカップは、小代焼「たけみや窯」の器を使用。店内でも販売しています
【2017年6月の情報です】
西本珈琲
- 所在地:熊本市中央区新大江2-2-26 地図
- 営業時間・定休日:営業時間/10:00〜OS17:00 定休日/日曜日・祝日