本を借りるだけでなく、「映画会」や「おはなし会」などイベントも充実
施設熊本学園大学や県立熊本高校などが点在する文教地区でもある大江エリア。その一角に立つ『熊本市立図書館』に行ってきました。
大江公民館に隣接する「熊本市立図書館」
取材で訪れたのは夏休みがスタートしたこともあり、学生や親子連れの姿も目立っていましたが、雑誌や新聞を読む高齢者の方々も多く、市民のいこいの場になっていることがわかります。
また、熊本市各地の公民館や植木・城南・とみあい・森都心プラザの図書館とネットワークしているので、各地域で本の貸し出しや返却も可能です。
入口近くには月刊誌や週刊誌、新聞などが充実。一般書コーナーでは、季節に合わせてセレクトした本の展示があり。今の時期は、夏休みに向けて家族で楽しめるアウトドア関連の本がピックアップされていました。目に留まると「キャンプに行きたいな」、「アウトドア料理を極めたい!」なんてイメージが湧いてきますよね。今年はテーマに合わせた展示にも力を入れているそうなので、足を運ぶたびに様々な本のアプローチが楽しめそうです。
玄関から入るとまず目に付くのが月刊誌・週刊誌のコーナー。スポーツやファッション、様々なジャンルの雑誌が並びます
小説や実用書が並ぶ一般書コーナー
夏の展示は「野外活動におすすめの本」をピックアップ。アウトドアやキャンプの実用書が並んでいました
一般書が並ぶフロアの奥にあるのが、熊本に関する図書や歴史資料などの郷土資料、過去の新聞や熊日新聞のデーターベースが閲覧できる「郷土・参考資料室」。調べ物や資料探しをお手伝いしてくれるレファレンスコーナーもあり、「こんな蔵書はあるの?」から「どう調べたらいいのか分からない」までに対応。頼りになってくれますよ。
一般書フロアよりもさらに静かな雰囲気の「郷土・参考資料室」
過去の新聞も各紙も読めます
2階には「学習室」もあり、一部の席はパソコン使用も可能。ちなみに、館内は「くまもと無料Wi-Fi」が利用できます
本を借りるほか、子ども向けの「おはなし会」「子ども上映会」、名作から話題作まで上映する「映画会」、秋の読書週間に開催される「秋まつり」などイベントも充実しているのも魅力。
ちなみに「映画会」は2階ホールで毎月開催され、邦画・洋画、様々な作品をラインナップ。毎回13時30分に上映がスタートし、事前の申し込み、入場料も不要です。昔観た作品でも大画面で観ると、また違った印象になりますね。
次回は、絵本から世界の文学まで児童書が充実した「子どもカウンター」をご紹介します。
【2017年7月の情報です】